12月12日(木)に、読書会を開催しました。
「クイズ どんな物語なん?!」と題して、物語の中から飛び出した五つの文章を、班のメンバーと協力して、物語が成立するように並び替えをしました。
皆さんも聞いたことがあるかもしれません、夏目漱石の『吾輩は猫である』。
生徒たちは授業で一度は触れている、太宰治の『走れメロス』。
女性を中心に若者に大人気の、住野よるの『君の膵臓をたべたい』。
などなど、難しい問題もありましたが、みんなで意見を出し合いながら、試行錯誤をして解答していました。
参加してくれた生徒のみなさん、足を運んでくださった先生方、ありがとうございました。
それでは、今回の読書会で時間が足らず、紹介できなかった本のクイズを出します。皆さんは、わかりますか?
本年度の高校生読書感想文の課題図書であった吉岡大祐『ヒマラヤに学校をつくる』についての問題です。並び替えてみてください。
① 「字をたくさん覚えたら、お母さんの目が見えるようになる?」その瞬間、僕は鋭利なナイフで胸をえぐられたような思いがした。
② 素朴な疑問を感じた僕は病院へ行かない理由を尋ねた。すると、一様に帰ってきたのは、「貧しくて病院へ行けない」という答えだった。
③ 正直、日本から離れられるなら行き先はどこでもよかった。「縁」という不思議な力で引き寄せられたのが、たまたまヒマラヤの国ネパールだった。
④ 自分のやることが誰かの役に立つ。きっとこのささやかな事実が彼らの心を駆り立てたのだろう。クラーク生の活動は地元の新聞にも大きく取り上げられ、学校建設は一気に注目を集めることになる。
⑤ 何度も諦めかけたが、そのたびに彼女たちの天真爛漫な笑顔と勉強したいという強い思いに突き動かされた。
答えは明日の記事で。
最後に、図書委員は12月4日の考査終了日から毎日、放課後に準備をしてきました。
帰りの船の時間もあり、なかなか作業ができない生徒もいましたが、前日は遅くまで残って作業をするなど大変頑張ってくれました。
図書委員の皆さん、お疲れ様でした。
この読書会をきっかけにして読書をする機会が増えたり、これまで以上に読書に没頭したりする生徒が増えると良いなと思います。