校内弁論大会が行われました。
久しぶりの全校での学校行事です。
social distanceを保ち、換気を十分に行いながら代表者6名が発表しました。
演題
「忘れてはいけないもの」(1年)
西日本豪雨に伴い、上島町でも発生した断水。Nさんは、給水所で一部の人々の自分本位な行動を目の当たりにします。簡単に風化させてはならない西日本豪雨…。強い思いを堂々と述べていました。
「ありがとうを伝えたい」(3年)
高校生活を振り返り、今までの自分は、前に立つというよりも友人の陰に隠れることが多かった気がするというTさん。今回の弁論発表で、クラスメイトや友人、部員たちへの感謝の気持ちを伝えていました。
「吃音(きつおん)」(1年)
吃音の症状と向き合うMさん。自身や同じ吃音に悩む友人の経験を紹介していました。周囲の人々に正しい理解を呼び掛けながら、人前での発表にも積極的にチャレンジしていきたいという抱負を述べていました。
「そばにいる存在」(2年)
小さい頃、目を離した隙に愛犬を交通事故で失ってしまったという経験をしたMさん。飼い主の都合により殺処分されてしまう動物たちについて言及しながら、動物を飼うことの重みについて力強く訴えていました。
「与えられた情報だけで満足することが無いように」(3年)
連日のように報道されるコロナウィルス感染情報。ある日偶然目にした一つのニュース番組をきっかけに、Yさんは「情報の在り方」について疑問を抱き始めます。自分で情報の真偽を見極めることの大切さについて述べていました。
「普通じゃなくていい」(2年)
普通って何だろう?コロナウィルスに伴う休校期間を経て、普通に日常生活を過ごせることの有難みを実感したYさんは、人とのつながりを大切に、いろいろなことに積極的に挑戦していきたいと述べていました。
発表後、生徒と教職員がそれぞれ最も良いと思われる弁論を投票用紙に記入しました。
最優秀者・優秀者の表彰及び、高文祭弁論部門の代表者の発表は近日中に行われる予定です。